12「Close eyes」

さぁ目を閉じてみよう　真っ暗な世界から
昔の僕らの姿が　見えてくるはずだよ
それは僕らが忘れかけてた　最古の思い出なんだよ

まるで夢の中にいるように　次々に僕が現れる
これはいつの僕なんだろう？　小学生の頃の僕？
思い出をたどりながら　本当の記憶を探してる

目を瞑り続けて　もう何時間経つだろう
記憶は蘇っても　過ぎ行く時間は止まらない
時間は止まらなくても　記憶として止めておく
それが僕らを残す　唯一の術じゃないかな？


さぁ目を閉じてみよう　時は流れていても
昔の僕らの姿は　色あせず残ってる
それは目に焼きついていて　離れないほどの記憶なんだ

まるでそこにいるかのように　あの頃が映っている
既に消えかけた僕らが　楽しそうに遊んでいた
あの頃をたどってくと　今の僕らに逢えるかな

記憶を見直して　もう何日経ったろう
記憶で過去を見ても　今が進んでくのは止めれない
前にはいくらでも進める　後戻りはもう出来ない
それが今の僕らの　原点なんじゃないかな？



失われた記憶は　元に戻らないかもしれない
新しい記憶で埋めても　それは本当の過去じゃない
今を生きる僕が　記憶の僕とつながる



過去を振り返っても　やり直せはしないんだ
何度塗り変えてみても　それは本当の過去じゃない
時は流れ続けてる　巻き戻せもしないんだ
それこそが僕らの　源だと思ってる