123「カプリチオーソ」

滑らかな動きで　キレイな音を奏でる
そんな人を　僕は知っている

今日も同じように　歌うような音色で
聴いてく人を　元気にしている

楽譜に並んだ　小さな符号たち
指でなぞってれば　自然に音として入ってくる
どんな音にも　魂は込められて
その音色を　いつまでも口ずさんでいる

輝かしく生き生きと　僕の心を動かす
手のひらで遊ぶように　音を操って
可愛らしいメロディになっていく
まるで君のように


音符を踊らせ　吹き込むように奏でる
弾く人が　幸せになる音

日々に溢れた　楽しげな音楽
澄まして聴いてれば　リズムが分かってくるだろう
どんな音にも　思いは詰っていて
聴いてくほどに　それが伝わっていくんだろう

輝かしく生き生きと　僕の心に入り込む
流れ出して混ざるように　音が生まれて
可愛らしい曲が出来ていく
きっと君のように



輝かしく生き生きと　僕の心包んでく
まるで磁石でくっつくように　音が出てきて
可愛らしいメロディを奏でていく
まるで君のような

可愛らしく輝き　君の心を照らしてる
抱き合って混ざるように　音も抱き合い
生き生きしたメロディになってく
それは君のように