14「胸の中の光」

僕の胸の奥深く 小さく輝く光
取り出せないかな? 
どんな色してんだろう?
光を想像しながら 今を過ごしている


夜空に輝く無数の星 時に流れ星も見えている
この星の光の色 僕の光と似てるかな
胸に手を当てて 僕の光を見てみよう

僕らが1人しかいないように 光も同じものはないんだ
必ず違った光をもってる それが 僕らという生き物だから

僕らとともに 光も揺れ動いてる
それは僕らが 生きてることを示してる
その光が消えてくとき 僕らの旅も終わるのさ
この夜空の光は 人の数の分あるのかな


眠りにつく僕の身体 その時だけ光が見えるんだ
寝てるときも光ってる その感覚はないけれど
月夜の夢の中で 僕の光を想像(イメージ)してみる

僕が君しか愛さないように 光も1人1人愛してる
淡い色を放つ丸い光 これが 僕らにある光なんだよ

僕らとともに 光も弱くなってく
それは僕らが 死に向かうことを表す
光が見えなくなったら 僕らは終止符を打つ
この胸の光は 僕らの中の神秘かな



僕らが生まれたときの光 まだ目で見ると眩しい
でもその眩しい光こそ 僕らには必要なんだろう
その光のおかげで今も 楽しく暮らしてるんだから



僕の胸の奥深く 輝きを放つ光
今どんな光なんだろう?
今見ることはできるかな?
空想の中の光 今も輝きを放ってる inserted by FC2 system