142「CHILDREN」

「この指とまれ」で集まった
やる気のある仲間たち
みんなでこの歴史(ちず)に 新たなページを

狭い空き地に埋めてきた 将来への手紙
何書いていたっけな?
覚えてないほど前のこと

あの頃の僕らって 無邪気で 純粋で
今では考えられないほど 恥ずかしいことをしてた
その日の僕らには 記憶でしか会えなくて
嗚呼 CHILDRENの僕らへ 戻れないかな


それぞれのチャリで抜けてった
とある新しいトンネル
そんなトンネルも今は 封鎖されてる

同級生と通ってた あの子の住む家
どんな間取りだっけな?
もう引っ越したらしいけど

あの頃の僕らって 生意気に 馬鹿やって
子どもだからそこ出来る いろんなことをしてた
あの日の僕らには 今から助言できなくて
嗚呼 CHILDRENの僕らに 伝えれないかな



追いかけてた親父の背中 あの頃だから追いかけてた
ガキの頃の夢も忘れる オトナになっていくんだ



机の奥に隠してた 悪い点のテスト
忘れないほどの点数
もう捨ててるからいいけど

あの頃の僕らって 気に入らぬこと なぎ払って
ワガママばかり押し付け 思うが侭にしてた
あの時の僕らに 甘いもんじゃないよって
嗚呼 CHILDRENの僕らへ この有様を
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