145「虚像〜偽者(レプリカ)〜」

偽者(レプリカ)の自分を愛すより
ありのままを愛する
誰だってそうだろう


自分の良いとこ 自分の悪いとこ
全部ひっくり返った それが目の前のそれ
きっと未だに 直せないでいる
良い所じゃなくて 悪い箇所だけを

赤旗揚げたら 白旗隠すような
そんな感じの寄生虫 この中にいる
掻き出すことは出来ない?

片方が傷つけば もう片方も怪我する そんなのじゃなく
片方が弱れば もう片方は元気を出す そんなので
この反比例の連鎖 もう止めようが無いなら


前に進めば 後ろにも進む
スプーンの中に映る それがまさに現れ
対照的な モノを持つそれ
見知らぬ部分まで 全てが逆さま

いつまで炙っても 跡すらつかない
ガキみたいな反抗が 見え隠れして
搾り取ることは無理かな?

N・Sの2つで 一つのものになってく そんなのじゃなく
N・Nの2つが 離れ別れていくような そんなので
そんな偽者(レプリカ)さえ 沈めようが無くなって



額の向こうに映る 虚像のようなもの
触れることは出来なくて すり抜けてしまう
それが当たり前だけど どこか違和感もあって



偽者(レプリカ)の心を愛すより
この心を愛する
誰だってそうだろう
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