146「R-18」

部屋は散らかって　物は放り投げ　挙句の果てに
床は見えなくて　エロマンガは放置　このざまで

ずっと溜め込んだ思い　ぶちまけようもなくて
性欲が追い続けている　それだけ　それだけ

18年生きようと　心の中じゃ思ってて
今まさに18で　やりたい放題やってる
そんな俺は　どうなっていくんだろう
誰も聞いてない


下着脱ぎ去って　菓子は床にあり　荒れていく
陽も入らずに　時計は止まってる　そのままで

掻き消せないもの　どうでもよくなってて
ただ言葉を積み重ねて　それでも　それでも

靴底削ってきて　ホントは痛いって
今も痛さに　耐えながら生きてる
そんなことで　どうしていきゃいいんだ
誰も答えない



R-18の俺　何をしてんだろう
退屈な毎日を　退屈しのぎに生きてる
たったそれだけ



18年生きたよと　精神的に満足で
まだまだまだ　生きてかなきゃならない
ホントは疲れて　休みたいぐらいだけど
誰も構っちゃいない