160「中学時代」

ドジ踏んで 大騒ぎのあの頃 もう懐かしき思い出に
手を組んで バカだったあの時が 夜の夢に出るほど

自転車飛ばして 髪型崩して 突破して
思い切り転がったとき
どっかに飛んでいくような そんな気がしたんだ
フワッとなって 地面へ落ちて 壊して
止まりかけたんだ

中学生の時だって 忘れたわけじゃないけど
きっとまだ一つだって 心ん中では思っちゃいるんで
夢の中でだって 思い出してはいるけど
少し欠けてたりするって 自分でも分かっているから
また今夜にでも 思い出してみようか


笑われて 抜けてったあの頃 アルバムの中にあって
手をとって 話し合ったあの時が 思い出話になるほど

モノに当たって 蹴り飛ばして 強がって
勢いで滑ったとき
穴があれば隠れるような そんなことを思って
頭白くなって 底まで落ちて 壊れて
我を忘れかけたんだ

クソ生意気な時期でも 忘れたことはないけど
それでも一つぐらいは 儚く消えることを分かってて
理想のうちにまだ 残ってはいるんで
欠けたりしないようにって かばい続けているから
流れ星に乗って また見えてこないかな



汗流して Tシャツ脱ぎたくって 腰パンして
あの時出来なかったこと 今は出来るんだけど
思い出したくない部分も 多少あるわけで



中学生の時だって 忘れることはないけど
たった一つのことは 心の奥にしまってあって
夢の中に ほら 灯っているから
消されたりしないようにと 守り続けてるんで
UFOから落ちて もう見れはしないかな
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