164「9:11」

突然の出来事に 足が竦んでしまった
まるで得体の知れない何か ものすごくでかいものに
襲われる前兆のような そんな感じ

2つの力 同じ力 それがぶつかったら 新しい力になるって
どこのファンタジーだろう
N極とN極で 反発するのと同じで
決して融合するわけじゃないだろう

一つの物語の終わりに 次の物語の前兆
そんな繰り返しで 世界(ここ)も出来ているんだろう
一度の争いの終焉に 次の争いの予想
尽きないその中で 人類(ヒト)は何を覚えていく
どうせしょうもないことばかりだろう


溢れ出す血の雨に 腰に力が入らず
大切なものに傷がつき そこで我を取り戻す
それがいつの前後か 飛んでしまって

守る力 壊す力 正面から激突で 爆発しちゃうと
リアルでもあるのかな
マッチと箱で 擦ると点くのと同じ?
多分あり得ることなんだろうよ

一つの青春の終わりに 次の青春の予兆
こんな繰り返しで 人は結びつくんだろう
一夏の暑さを迎えに 次の秋の予測
暑さ増す最中 地球(ほし)はどこへ向かっていく
所詮どうでも良いんだろう



9:11(キューイチイチ) 今何時?
朝か夜か サッパリ分からない



流れる煙に 後退りしてしまう
何が起きてるか知らずに 事実を見ようとせずに
そしてどの部分からか 倒れてしまって
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