166「F.I.M.」

迷彩服着て いざ前進
仲間が撃たれようが 構わない
全ての重荷を背負って 戦場へ向かうんだ

スナイパーの真似して 匍匐移動で前へ出る
本当は誰にでも出来て 本当はしないだけで
戦闘機なんかが来ても 後に退きはしないさ
むしろワクワクして 立ち向かっていくんだ

人を死せるかどうかは この手に懸かっているんだろう?
狙った先の相手を 眠らせるかどうかは
人の皮を持つ僕には 犠牲なんて出したくないけど
時としてその決意は 仇となってくるかな


リボルバー持って いざ戦いへ
身がボロボロになっても 進んでやる
死への恐怖なんてのは 撃って振りまいてやる

軍隊を率いて 敵勢力へ進み行く
河を渡るかもしれないが それでも命懸けで
どう足掻いて勝てなくても 白旗は揚げないさ
むしろ宣戦布告で 脅してみせるから

血で汚れて行くのかは この心が決めることだろう?
返り血を浴びて 嬉しいわけないのに
綺麗事ばかり並べて やっていけるなんて思ってない
でも言い放ったからには 肝に銘じておくよ



夢でたまに見るんだよ 仲間が死んでゆく様を
どうすることも出来ずに 見てることしか出来ずに
悔し涙を 流してた



頭をぶち抜くのかは この手が知っているんだろう?
火花を散らして 頭を狙うかどうかは
戦場に立つ僕は 常に何かと戦うけれど
時として戦場は 血潮で塗られていく
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