172「とりあえず何かしよう」

夜の2時 あと少し あと少しだけ
夢見せて


深夜のアラームに 僕は蠢く
起きなきゃいけないのか
まだこんな時間なのに
ものすごい睡魔が 僕を襲う

珈琲一杯 お値段50円
こんな安いので いつまで覚めてるのか

夕焼け空に輝く一番星を眺めて
ガキの頃の願い事 思い出していた
まだ叶ってはいないけれど
きっと叶うよね


朝の腹の虫に 君は立ち上がる
朝食は何にするか
朝っぱらから悩んでは
結局はパンで 朝を過ごす

昼はキッチリ ランチパック一つ
こんな小さくても 十分に味わえるんだ

見上げれば流れてく薄い雲追いかけ
七夕の短冊を 投げ放っていた
何が起きるでもないだろうが
ちょっと投げてみた



朝の6時 あと5分 あと10分だけ
眠らせて



滝の流れに流されて心は浄化されていた
気合を入れて 身を投じていた
洗われるかは分からないけど
ちょっと入っていた
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