173「ALIVE」

殴ろうとしている　喋ろうとしている
でも抑えてる　そんなもどかしい思いが
俺を抑えてる

笑いかけても　空気だけは冷めたまま
怒ってみても　君はそっぽを向いたまま
ただ続く道を歩いてる

船に乗るでもなく　空を飛ぶでもない
この足で歩いて　目の前の旅路へ
歩く後ろを　スポットライトが射してる
風に頼って　ここを歩いていこう


叩こうとしている　投げようとしている
でも出来ない　むしゃくしゃする感じが
俺を生み出した

話題振っても　泥のように重たくて
笑顔見せても　顔は石みたく硬くて
でも先に道は続いてる

風に流されもせず　雨に潰れもしない
この身体を使って　限界を超え
この指先を　冷たい風が掴んでる
河に沿って　流れるようにいこう



Ah... Ah...
Uh...



･･･踏みしめて
身を任せるでもなく　立ち止まるでもない
足を引きずって　目の前の直線へ
歩く後ろを　追い風が押してる
それに頼るぐらい　別に良いんだよね