177「Natural disaster」

路上で刻まれたポスター それをそのまま残すか
はたまたゴミに出すか 微妙な選択肢が現れる

お茶を片手に散歩道 2手に分かれた帰り道
さぁどっちへ行こうか

風は大いに吹き荒れ 田畑を巻き添えにして
僕のところまで吹いてくる
夏直前の涼しい風は なんともいえぬ気持ちよさ
すべてを包み込んでいく


歩道に撒かれたスクープ それの先っぽを掴み
それをポケットに含む それが選ばれし答え

カメラ手に取り観察 野鳥の姿を遠撮
さて誰に見せようか

雨は家屋に忍び込み 自らを打ち付けて
天災を与えに来る
冷たくて気持ちよくて ずっと浴びていたいけれど
自然は加減を知らない



It becomes a lethal weapon at time though the wind makes me pleasant.
Rain gives us the natural disaster.
The natural disaster comes many times.
We keep living getting it over.



町は雷光に覆われ 地鳴りは渡り歩き
威力を伝えていく
臍とられまいと隠して 未だにつよがれずにいて
布団中で弱音を吐いてる
このウィンドウを閉じる
inserted by FC2 system