214「隠れ小島」

本土の少し離れた場所に
本当の隠れ小島はあって
それを探して


砕け散ったボロ船 少しあっちの方へ
移して
流れ去った食い物 少し奥のほうで
採れるか

どっかの洋画ドラマの風景 今の僕がその状態
あの中では どんな風にしてた?

四方八方海があって どっち行っても危険あって
ここから動けはしない? そんなことねぇさ
ちょっと風の方向よんで どっち行くか後にしちゃって
寝床を探しておこう そうしようか


崩れてったあの崖 そして真下の方で
粉々に
消えていったあの日を 西海岸の近くで
見つめてる

いつかの映画場面のような 焚いた火の残骸が
あの中では もっと派手にしてた

どこを向いても果てしなくて こんな景色に絶望抱いて
腰が抜けそうにもなる? そんなことねぇさ
木々の音を聞き澄まして その中から動けなくなって
次第に夕日迎える もう動こうか



ヒントは土の中に埋れて
頻度は低いだけのままで
それを求めて



四方八方海があって どっち行っても危険あって
安全なところはない? 探してみるか
どこを向いても果てしなくて こんな景色に絶望抱いて
自分を失いかけてる まだ生きてるが
夜の海に深く沈んで 海の散歩を楽しんでって
まだ希望は持てるから 辛抱してさ
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