240「joint」

ピストルの音で一気に 走ってさ
パイプみたく繋がる道 渡ってさ
通った道が崩れるまでに 抜け出さないと
そんなに頑丈でもないから

子どもが考えるみたいな 今日から明日へ飛ぶよな
そんなのできっこないけど
今になって思うような 跨いで入り込むことは
普通に行けんじゃないかと

恐怖心へし折って 思考を絞って
行ってみようじゃないか 光の中へと
進もうじゃないか jointされた
ステップへ



どこまで行こうか ただ一つの道を
どこまでか分からん 果てしなき道を



物音が聞こえそこに 向かってさ
細い電線みたいなとこ 器用にさ
いくら揺らしてもいいから 行かないと
また先が伸びてゆく

空想で夢見てた ここからそこまでワープは
当然あるはずないけど
今では出来るような その線を跨いでくのは
みんな勝手に出来るもの

視界を拡げて 股を閉めて
走ってきゃいいだろう 先を見据えて
前を見ながら jointされた
コースへ
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