265「踏切の向こう側」

昔から行くなと 言われていた
ガキの時からずっと 言われていた
横切るレールの向こう側 知らん土地
どんな光景が拡がる?

昭和の町並みが残る キレイな場所が好みで
そんな場所へ出かけては 遊んでいた

夕日で映えるその町 僕は踏切待ち
音楽垂れ流し 電車を待ってる
踏切の向こう側に 誰もいない


立ち入り厳禁と 書かれていた
その先には今でも 書かれている
遮るレールの向こう側 荒れ果てた
後悔なんてしないよな?

綺麗な湖が見える 静かな田舎に居たい
そんな願い抱いては 望んでいた

朝日で覚めるその町 僕は信号待ち
鼻歌垂れ流し 赤信号を見てる
横断歩道の先に 誰かがいた



青信号の音 踏切の音
いつまで聴いても 特に飽きはしない
結構不思議だな



夕日で映えるその町 僕は踏切待ち
音楽垂れ流し 電車を待ってる
踏切の向こう側に 誰もいない

朝日で覚めるその町 僕は信号待ち
鼻歌垂れ流し 赤信号を見てる
横断歩道の先に 誰かがいた
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