275「少年心〜瑠璃色に燃える〜」

石を蹴り飛ばし　意志をあらわにし
「まだ足りないぞ」と　気合充分意気込んで
ランニングしている

何キロかのバーベルを　担いでは
そのままの足取りで　さらに積み重ねている
泣き崩れている彼女　慰めて
そのままでおんぶして　温かみを分けている

少年心を持った　純粋な少年は
どんな道を進むのか　僕には分からない
悪い道には進まない
力強い眼差しの　瑠璃色に燃える目は
どんな物を映すのか　君しか分からない
大人心にはまだまだ


物を突き飛ばし　手に血を滲まし
「ホントは嫌だ」と　大泣きしてしゃがみ込んで
大声出している

縁日時のお神輿を　担いでは
大人たちに混ざって　バランス取り進んでる
転んでしまった子供　慰めて
その子に肩を貸して　「元気になれ」と言ってる

少年心を持った　まだ無垢な少年は
何を見て学ぶのか　僕には分からない
良い子に育ちゃそれでいい
力強い眼差しの　瑠璃色に燃える目が
迷わないと語ってて　一本道を見てる
ゴールには程遠いよな



ピストル音も無視して　フライングのまま疾走
そのぐらいの勢いじゃないと　切り抜けられないなら
それでいいんじゃないかな



少年心を持った　純粋な少年は
どんな道を進むのか　僕には分からない
悪い道には進まない
力強い眼差しの　瑠璃色に燃える目は
どんな物を映すのか　君しか分からない
大人心にはまだまだ