278「体液」

親友が知らぬ間に 女を一人作ってた
嫉妬心が激しくて 嫌気が刺した
それを切り裂くように 布にハサミを入れた
動揺を隠せなくて 余計魔が差す

君を見てるだけで 身体が砕けそうで
ぶっ壊れるほどに 君を愛してしまった

喰い込むほど抱きしめて 傷つくほどキスして
それで子孫が残せたら
えぐるように君の中 開けるように突き刺し
快感へと導こう


この俺が寝てる間に お前は女に乗ってた
寝取られた感覚で 憎悪が増した
それに切り込むように 真ん中に穴あけた
感情が暴走して 更にストレス

君が望むのなら 身に亀裂が出来ても
ぶっ壊れるまでに 君を愛してやれるさ

痛いほどの舌使い 糸引くほど流れて
君の身体へ垂れてゆく
溶けるような君の中 快感への近道
共に近道を行こう



俺らの間に染みだした 生暖かな粘液
部屋の匂いと混じって 妙な異臭放つ
俺らが出したのは 愛の証だろう



喰い込むほど抱きしめて 傷つくほどキスして
離れぬようにきつくする
えぐるように君の中 開けるように突き刺し
快感へと導こう
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