307「電波塔」

遠く真上から見りゃ小さな点 同距離で横からみると
凄く尖った電波塔
そこからあらゆる場所に向かって 花火のように散らばって
僕らに事を届ける

伝書鳩とかいつの時代?って 今の人らは言うだろう
メールや携帯が普通の今 動物を使うのはない
でもその昔々は 笑いもんじゃなかった
みんな真剣に 託していた

時代は移り変わって 技術は受け継いで
現代の世の中に活き続けている
それが当然かは 技術者も知らない
残りは後継者(あと)に任せて 技術は受け継がれ
次世代(つぎ)の世代に繋がれている
これが続くための 秘訣なのかもなと


遠目ボケッとしてても分かるぐらい 鉄筋が入り込む鉄塔が
僕が見てる電波塔
ここから放たれた電波拾って ラジオは機械通して
音楽を伝えにいく

文通なんて古すぎると 現代っ子では常識で
デコメとか着メロなんてものは 四十代には扱えない
それは馬鹿だからじゃなく 時代に置いてかれた
それでも今でも 努力してる

時代は移り変わって 技術は受け継いで
現在の若者に浸透してる
これが狙いだった? 開発者もビックリ
残りは後継者(あと)に任せて データは写し出され
次世代(つぎ)の技術に反映される
これが発展までの 途中経過なんだ



散らばった電波は どこから出てるの?って
小さい頃思ってた 今もたまに思う
それが分かるのは もっと先になるだろう
それまで生きてるか 自分に懸けてみる



時代は移り変わって 技術は受け継いで
現代の世の中に活き続けている
それが当然かは 技術者も知らない
残りは後継者(あと)に任せて データは写し出され
次世代(つぎ)の技術に反映される
これが発展までの 途中経過なんだ
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