328「ティータイム」

仕事は一旦中断 ティータイムにしようよ
僕はミルクティー 君はレモンティー
雑談でもしながら もう一杯いかが?

夕方3時の今頃 陽も傾いてくる時間
賑やかに子供らは 自宅へと歩いてく
中には寄り道する子や 友達と仲良しこよし
笑顔放つ子どもは 僕より輝いてる

一、二、三と数えて 一番のとこで取り出す
これがかなり美味いの
中の色も見ながら 好みの濃さに仕上げてく
上級者のやり方
僕だけの注ぎ方


そろそろ昼寝もやめて 紅茶なんか飲もうよ
僕はハーブティー 君はピーチティー
お菓子とか食べながら のんびりしようよ

ここから見える景色には 花金喜ぶ人らが
酔いつぶれた人らが 千鳥足で家路へ
急いで帰るお父さん ランニングする誰かさん
それぞれの人達は 生きてるって感じする

今日はどのブランドの 紅茶を一つ飲んでみる?
味が深いやつだよ
砂糖なんか要らない そのままの味が最高
今度試してみなよ
教えてあげるからさ



陽が落ちかけたとき 紅茶と同じ色
こんな時に飲むのが 一番良かったりする?
その辺はそれぞれ 違うかもしれない



今日はどのブランドの 紅茶を一つ飲んでみる?
味が深いやつだよ
中の色も見ながら 好みの濃さに仕上げてく
上級者のやり方
君と僕のやり方
二人だけのやり方
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