34「風船」

僕らの思いを詰め込んだ あの赤い風船
どこまで飛んでくんだろう
いつか拾った誰かが 僕らの気持ちを
分かってくれるかな

あの風船に込めた願い 僕らの夢も混ざっているし
子どもたちの夢も混ざってる
割れてしまったら夢も 飛び散ってしまうけど
それは仕方ないことだから また目指せばいいよ

手放した風船が 届かない場所まで上がってく
あの青い空まで ずっと飛んで行ってる
僕らの願いを入れた風船
天まで上がって届けてくれる


僕らが悩み選び抜いた 色とりどりの風船
どこまで大きくなるんだろう
でも割れてしまったら その風船は
もう元に戻れない

それぞれが込めた願い 将来の夢もあるだろう
大人の希望も混ざってる
穴があったとすれば 漏れ出してしまうけど
それが全てってことじゃない 気にせず進めば良い

天に舞う風船が 米粒みたいに小さくなってる
どこまで飛んでるか 僕には分からないけど
風船は神様の元まで
高く上がって届いてるんじゃないかな



赤 緑 青
色とりどりの風船
赤で美しい日を願い 緑は森林のお世話を
透き通る青色の広い海



空に上がる風船 雲が邪魔で見えなくなった
今どこにあるのか 誰にも分からないけど
きっと僕らの願いは
天高く行き届いてるはずだよ
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