36「X days」
待ち望んだクリスマス
君と約束したあの日
君を待ち続けていたこと
君は知っていたのかな?
一人シャンパンを開ける僕
ずっと連絡をくれぬ君
今どこにいるんだろう
メールくれたっていいじゃない
彩られた街並み
道行く幸せなカップル
その幸せに僕らを重ねて
寒さをしのいでく
君と僕の X days
プレゼントはなんだろう
それはクリスマスって名前の
恋の魔法なんだよ
僕だけじゃ終わらない
君がいて成立する
それが X dayの基本で
それ以外はいらない
雪を照らした光
景色を飾るツリーたち
その景色に見惚れて
雪は僕に積もってく
幸せのための記念日
それがいつだか知ってる?
X'masって名前の
笑顔のための日なんだ
待っても終わりは来ない
笑顔になって成り立つ
それが X'masの決まりで
それ以外は不要だ
山に積もる雪が
雪山を組み立て
雪崩となり消えて行く
僕らもそのスピードに乗れたなら
きっと幸せだったろう
僕らが終わってしまっても
X'masは終わらない
それが X'masなんだから
それ以外は別物だ
待ち続けたクリスマス
君と選んだケーキも
腐りかけていたことを
君は知っているのかな?