366「底なし沼」

濡れた地面 泥に濡れた靴
走ったらズボンまで 泥で満たされた

底なし沼に落ちる なんてこと
ありえなくはないけど なくていい


熟れた果実 踏み潰していく
跡に残る匂い 鼻を突いてくる

ボタンが一つ取れる そんなこと
別に気にしないけど 面倒で

口笛吹いた住人は 駆け足でどこへ行く
誰もしらない場所へ


僕はどこへ行けばいいの?
イバラの道を進み行く
僕はどうしていりゃいいの?


頭を抱えりゃいいの…?
inserted by FC2 system