377「静かな電車」
でかいビルの窓際 僕が見ているのは
人であふれた電車 朝の通勤ラッシュ
朝の眠気覚ましは ブラックコーヒーだな
立つ湯気を眺めては 体を温める
他の社員はどこだろう?
今日は休暇じゃないだろう?
もしかして間違えて 僕だけ来ちゃった?
帰りの電車内が やけに静かなのは
眠りたい人たちが たくさんいるから
目的地へ着いたら みんなお目覚めだが
誰か一人は絶対 ヨダレ垂らしている
コンビニの明かりは不思議
なぜだか引き寄せられるの
しばらくはこの中で 暇を潰そう
明日は忙しくなるかな?
別に妻子はいないけど
少しだけでいいから ぬくもり頂戴