49「Light line」

光のレールの上 夜の闇の中
その上を人が行き来している
特に意味はないけど とても綺麗な景色だ

どこまでも続いてる 滑らかな曲線

たまにクロスもしていて
僕らを楽しませる





信号待ちの人々 寒さに震える

雪で滑り易くなっていて
何の意味もないけど 心配して見ていた

いつまでも光ってる 一本の細い線

消えかけのもあったり
様々な姿をしてる



輝くレールの上 君と僕がいて
2本の線の上を 手を繋いで歩いてる
クロスした場所で 僕らは巡り逢い

そして輝いてく
そう このレールのように いつまでも


人気(ひとけ)のない公園 明りが灯ってる
薄暗闇で気味が悪い

別に恐れてないけど すぐに立ち去ってった

いつ見ても光ってる 二本のグラデーション

いろんな色で輝いて
その役を果たしてる


瞬くレールの上 君と手を繋いで
1本の線の上を 寄り添って歩いてる
2本になった途端に 離れたりしないから

踏み外さず歩いてく
そう このレールの上を これからも



想い人同士を繋いでる 1本の赤い糸のように
隣り合うレールもまた 距離を縮めてくれてる
僕らを巡り逢わすために






煌くレールの上 2人でマフラー巻いて
細い線の上を 身体震わして歩いてる
交差してるところで 僕らは結ばれるから
信じあって歩いてく

2人このレールに沿って いつまでも
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