503「No title」
人生をテーマにした 真っ白な書籍
タイトルは「No title」
本体価格は無料

さあ 何を書いていこう?
ねえ 君は何を書くの?

栞で区切るも 折り目で区切るも
それは個々の自由
光るページ見つけたら
飛び込んでみな


時の流れを書いてた 誰かの灰ノート
表紙には「No title」
どこにも名前はないよ

なあ 何を書いてたと思う?
もう 分かることはないの?

何を書こうとも そのまま捨てるも
それぞれに任せる
黒いページがあれば
そこは捨てよか



袋からも出てない
完全新品の メモ帳
何かをメモろう 思い出とか
できたらでいいけど



栞で区切るも 折り目で区切るも
それは個々の自由
たまには過去も見ながら
穴でも埋めな
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