60「きっと」

この星に立っている 全ての人々
何秒かごとに 花となり散ってく
それが自然のことでありますように


子どもたちが泣いてる みんなが泣いてる
誰のための行為で 誰が得をするのか
分からないばかりで 命だけ流れていく
誰も止めようとしない

光を遮られ 暗闇を生きる僕ら
いつ収まるのか
時が過ぎるのを待ってる

きっと きっと
光は射しこむでしょう?
だから まだ
僕らは我慢していられる

そのときが来るまで…


絶望に暮れている 町が苦しんでる
何も出来ないで 苦しみは増していく
怯えているだけで 僕に何が出来るか
ただ祈ることだけかな

空気は汚れ 煙が我先と入ってくる
いつまで続くのか
終結が来ることを祈ってる

きっと きっと
歓喜は訪れるだろう
もうすぐすれば
神は僕らに気づくから

そのときを待ってよう…



きっと きっと
苦しみは嬉しさへ変わり
もっと もっと
幸せに近づけるだろう

そのときはもうすぐそばで
僕らを待ってくれてる



この星で眠っている 全ての人々
何秒かごとに 花のように咲いてく
それが当然でありますように
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