62「少年」

汚れまみれの帽子に 強さが滲み込んでいる
頑張ったんだなぁ 君なりの力で
そんな君を僕は応援していたいんだ

使い古したバット 夢を追ってるのが分かるよ
あんなに下手だった君も 今じゃちょっとしたヒーロー
そんな君に 勇気をもらえんだ

少年時代の夢が 今を輝かせてくれる
年老いた今でも まだ叶えることは可能かな?
これから大きくなる君と 一緒に叶えればいいんだ
君の頑張る姿が 僕の目に焼きついた


流した涙の分だけ 強くなれるってもんだよ
疲れちゃっただろ 寝ていてもいいよ
成長する君をずっと支えていくから

この前見た作文 夢を追う君の思い
ただ泣いてただけの君も 大人に近づいてるんだね
そんな君に 僕はついていくよ

一途に夢を追いかけ 眩しすぎた日々よ
衰えた今でも まだ眩しいくらい輝いてる
夢を追っていく君に この先を預けてもいいかな
君の夢追う背中が 少年時代とリンクした



流した涙の数だけ 強くなれるって聞いたよ
だから それを信じて前に進みまくった

汚れまみれの帽子が 強さを物語ってる
それが 頑張ってきた証なんだ



少年時代の夢は 今も心に残ってる
ヨボヨボの今でも まだ忘れてやしないんだ
大きくなった君の姿が 一緒に叶えた証だ
君の頑張る姿が 日々をまた眩しくしてる
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