632 「遠い空から」
日の当たる坂を登ったら
見えてきたんだ
未来ってやつが


明日君を見たら言うと決めてることが
ひとつだけあんだ
誰がたてつこうと言おうと曲げないことが
ひとつだけあんだ

もしもの時 救ってくれないとして
誰が後を継ぐのか
考えてごらんよ

日の当たる坂を登ったら
霞めてるんだ
遠い日の女(ひと)の背中が
重なってるんだ
将来(いつか)の日へと…


もしも明日の誰が文句をつくなら
痛い目に会わせるか
いっそこの身など死んでしまわないと
思ってしまうんだ

誰かの言う ことが本当として
誰がそれを信じるか
考えてごらんよ

陰を作る坂を下ったら
霧も晴れんだ
笑顔のうまい人達が
微笑んだ
遠い空から…



Ah 汽笛が鳴った
もう間に合わないさ



日の当たる坂を登ったら
見えてきたんだ
日の当たる坂を登ったら
霞めてるんだ
陰を作る坂を下ったら
霧も晴れんだ
明日を照らすよに…
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