641 「ハルよ来い」
ある冬の出来事 口笛が響く夜
もうちょっとスピード出せば
そこにいけるのに

硬い鉄の心 でも凍えやすいと
僕自身に言われたら
どうにもできない

最後に涙流したの いつだっけ
最後に君を見たの いつだっけ
無駄に思考が 左右して
余計眠れない

君が笑顔を見せたら
雨が雪に変わった
離すまいとした手が
雪に隠れていた
瞬き一つで君が
雪に消えていった


通りすがりのあの人 口には出せないよ
本音を叫ぶとすれば
好きなコトくらい

初めて口重ねたの 誰だっけ
初めて好きになったの 君だっけ
気付いたら ほら 寝れなくて
クマができちゃうや

君が涙流したら
それが吹雪になった
君が言葉出したら
雪が邪魔をした
着込んでいたコートすら
布切れに感じた



ハル来ないかな
僕のとこに
今すぐ 来ないかな



君が笑顔を見せたら
雨が雪に変わった
離すまいとした手が
雪に隠れていた
瞬き一つで君が
雪に消えていった
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