665 「PRECIPICE - DIVE」
迷いの海が 待っている
僕を呑もうと 待っている
崖の上から 崩れ落ちることを

細かい石がパラパラ 呑まれていく姿
そんな姿に
恐怖すら感じてんだ

迷ってるぐらいなら 飛び込め
悩みも 何もかも 忘れて
冬の冷たい海へ
飛び込め


薄暗い闇に 呑まれてく
恐怖や憎悪 溢れてる
眩暈が酷く 風に落とされそう

強風に傘が折れて 遥か遠く飛んで
飛んでった先に
不気味さを感じたんだ

潔く崖から 飛び込め
全身 毒抜いて とかれて
日が照らす海中へ
飛び込め



深呼吸忘れて 溺れてしまいそうで
間抜け面下げて 崖を見上げた



迷ってるぐらいなら 飛び込め
悩みも 何もかも 忘れて
冬の冷たい海へ
飛び込め
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