669 「ツバサ」
雲と雲の間 僕はそこを切り裂いた
雷が落ちようが 嵐で流れようが
誰に言われることなく
進んでいくだけさ

ツバサ広げて 飛んで行こう
風に任せて どこへでも

鳥の群れの横に並び 風を感じて泳いでれば
過ぎていった日のことを 何か思い出せるかも
今の君は僕じゃない 今息している僕こそが
握りしめた手の中を 今も知っているんだよ


白い羽の生えた まるで天使のような
君がわざと落とした 羽にも似た粉雪
自由に飛び回る中
すべて受け止めるさ

バランスとって 泳いでよう
日の出を街に 呼びこもう

街に並ぶビルのように 身動きできないのは嫌で
もし僕がビルだったら 鳥を眺めているよ
明日のことなど知りはしない
ホントを言うと知りたい



大空を旋回して 誰もが知っている青空へ



鳥の群れの横に並び 風を感じて泳いでれば
過ぎていった日のことを 何か思い出せるかも
今の君は僕じゃない 今息している僕こそが
握りしめた手の中を 今も知っているんだよ
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