684 「サヨナラ桜」
キレイに咲いた桜も
枯れて頬に落ちた


まだ蕾だった頃に
風に吹かれたり
雨に打たれたりして
疲れてたのかな

咲きたてだったあの時
君を知っていたのは
君と僕と 何人いるのか
分からないけど
きっと 笑ってる

君が散り落ちるのは
寂しいけど
仲間が付いているから
寂しくないかな
紛らすためじゃない
寂しいからじゃない
また逢えるから
手を振るよ


日々君を見てる時
涙を見せたり
怒り震えてるとこ
知ってはいるけれど

一番キレイだった日
それを知っていたのは
僕の他に 何人いるのか
分からないけど
ずっと キレイだよ

君が空を飛ぶときは
僕もいこう
一人でいいって言わないで
僕が嫌なんだ
永久の別れじゃない
僕ら友達じゃない?
また会えるから
「また今度」


サヨナラ桜
いつか逢えるさ
たとえそれが
年老いた日でも


君が散り落ちるのは
寂しいけど
仲間が付いているから
寂しくないかな
紛らすためじゃない
寂しいからじゃない
また逢えるから
手を振るよ

綺麗に咲いた桜が
ちょんと頬に触れた
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