693 「灯る景色」
君のいない景色に 灯を灯すよ


4月初め 桜散り始め
雪に見えた 桜吹雪

わかってる わかってるって
春の空に雪は 似合わない

絶する つなげる その作業は
まるで道を作る 遮断機だ
それが血となって
巡り巡る
いつか巡りあう だろう


燃え尽きて 灰になり朽ちた
そのすべてが 涙になった

気のせい 気のせいだ
ここまでの記憶は 偽物だ

消し去る 上書く その作業が
マイナス思考へと つなぐんだ
それをプラスに
つなげ直す
ホンモノになれる だろう


君のいない景色に 絵の具をつけるよ
悲しげの世界じゃ 何もできないから


絶する つなげる その作業は
まるで道を作る 遮断機だ
それが血となって
巡り巡る
いつか巡りあう だろう
いつか理解する だろう
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