729 「すべてを捧げよう」
プライドの皮 脱ぎ捨て
あるがままに 生きよう
恥ずかしげもない
生まれたままの姿で

月見頃の 明かりも消える夜だ
こんな夜は ビールでも飲みたいな
おつまみはあるかな
ちょっとでいいから

昼間に降った雨の 水たまりが夜を映す
その先の世界に僕も 飛び込んでみたいな
怪我すること前提でも 入れるならいいさ
その為なら すべてを捧げよう


馬鹿正直に 生きてて
ダメなところ あるよね
恥ずかしくはない
それが素直な心です

砂城崩れの 公園に眠るのは
乞食たちと スラム街の人らか
救いはあるのか
恵んでもいいか

落雷にあった人の 遺物が声を濁す
声にも出せぬ悲しみと 心にある姿
滴が流れ始めても 人を思ってるなら
その為なら 悲しみは消えるよ


昼間に降った雨の 水たまりが夜を映す
その先の世界に僕も 飛び込んでみたいな
怪我すること前提でも 入れるならいいさ
その為なら すべてを捧げよう
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