733 「歌姫」
メモ帳上の歌姫 どっかの姫とは違って
すごく優しくて とても暖かくて

明日になればきっと 忘れてしまうけど
本当に好きな君のことは
忘れたくはないんだ

スポットライト浴びた 我が物顔の天使は
多分きっと そこにはいられないだろう
すれ違った瞬間 口を開けてる彼女は
飴玉を 口に含みたいんだろう
きっと叶わないけど


メモ帳上の歌姫 泣きじゃくることはないね
自由に歌って すんごい笑顔で

歳を取ればもっと 好きになれるだろう
メモ帳に記しておくからさ
また聴かせて欲しいな

舞台の上に立った 美貌に満ちた天使は
舞台の裏 落ちることもないのだろう
作られた笑顔には 笑ってみせる姫君は
みんなには 女王様にも見える
きっとそうなるよ


ピンクのヘアゴム 大人びたハイヒール
多分それも 魅力なの


スポットライト浴びた 我が物顔の天使は
多分きっと そこにはいられないだろう
作られた笑顔には 笑ってみせる姫君は
みんなには 女王様にも見える
きっとそうなるよ
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