748 「ホットホワイト」
雨の日 湿っぽい部屋に二人きり
冗談の一つも通じやしないのに

こんな真夜中に
ホットホワイトな夢
息苦しいけど それが癖になる
それ以外はいらないほどに

甘い匂いの 暖かいホットケーキ
ふわふわで柔らかい
蜜たっぷりで 僕を迎えている
頬張れないぐらい大きい
その身体で


カミナリ 君の形のシルエットに
グラスに白ワインで乾杯をしよう

シミのあるシーツ
そこに這わせてた手
ホットホワイトを 手に馴染ませてく
この時を忘れないために

甘い香りの 色のある香水
トロトロのピンク色
首筋沿って 散りばめていれば
蛇の舌も這い寄るような
魅力溢れ


甘い匂いの 暖かいホットケーキ
ふわふわで柔らかい
蜜たっぷりで 僕を迎えている
頬張れないぐらい大きい
その身体で
僕を誘って
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