762 「Mikan」
コタツの上にあるミカン
コタツの下にいる猫
コタツにつっこむ足と
コタツに寄り添う僕

外を見れば どこまでも白い 天国みたい
犬がはしゃいでる

その一粒は なんの強さもないけど
一粒一粒が 世界を彩る
魅力という力は 備わっているさ
その証拠に ホラ、みんな君等を見てる


飲み干したままのチューハイ
まだ眠り続ける猫
寒さに耐える身体と
一皮むけたミカン

外を見れば あの山も白い 富士山みたい
よし、拝んどこう

その一粒に 何人の[夢]が入る?
一粒二粒が 夢をモっていく
色とりどりの夢は イルミネーション
クリスマスツリー みんなを魅了してる


嘘も幻想も 今日だけは本物
そんなマヤカシ 通用しない?


その一粒は なんの強さもないけど
一粒一粒が 世界を彩る
魅力という力は 備わっている

その一粒に 何人の[夢]が入る?
一粒二粒が 夢をモっていく
重なりあう夢は 次の冬に
また雪となって みんなに降り注ぐよ
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